2015-04-07 第189回国会 参議院 環境委員会 第3号
このため、ノリの色落ちが発生している瀬戸内海において、ノリ養殖に必要な栄養塩を供給するための手法を開発すべく、ノリ養殖漁場における栄養塩の散布ですとか、ノリ漁場周辺における海底耕うんによる底質からの栄養塩供給促進、あるいは下水処理場の処理緩和運転による栄養塩供給などの実証試験を支援しているところでございます。
このため、ノリの色落ちが発生している瀬戸内海において、ノリ養殖に必要な栄養塩を供給するための手法を開発すべく、ノリ養殖漁場における栄養塩の散布ですとか、ノリ漁場周辺における海底耕うんによる底質からの栄養塩供給促進、あるいは下水処理場の処理緩和運転による栄養塩供給などの実証試験を支援しているところでございます。
岡山県からの報告によりますと、昨年のダムの緊急放流が行われた後、ノリ養殖漁場の栄養分の濃度が上昇し、ノリの色合いにも回復が見られ、本年についても、昨年の結果を踏まえ、適時適切にダム放流等により河川水を利用して水産動植物の生育に適した栄養塩類の補給を図るため、緊急放流が行われたという連絡を受けております。
○金子大臣政務官 津村委員御案内のとおり、雨が少ないために河川からノリ養殖漁場に栄養分の流入が減少してノリの色落ち被害が広がっている中で、ことし二月、岡山県知事の要請によって苫田ダムからの緊急放流が行われたというふうに承知しております。
佐賀県有明水産振興センターの案内により、佐賀県沖合にある芦刈漁協のノリ養殖漁場を船上から視察しました。ノリ網の状況を確認した地点は、佐賀県芦刈町の沖合の被害の激しいところと、沿岸部に近い比較的生育のよいところの二カ所であります。 沖合ほど色落ちの被害が大きいということでありました。
この有明海の管轄漁場につきましての利用配分の問題たいへんむずかしい問題でございまして、前回の場合は、私どもといたしましては公聴会等の意見も十分反映させて処理をいたしたいというふうに理解をいたしておりますが、結果としましては、採貝漁場とノリ養殖漁場の利用配分ということで若干トラブルがあることも承知をいたしております。
従いまして現在ノリ養殖漁場の何と申しますか、ふやすことについての予算もございますので、御指摘のような事実がありますれば――おそらくあると思いまするので、この点につきましては、沿岸漁業の振興という立場での、漁場の拡大ないしは復旧というような格好で沿岸漁業の振興の中で考えるということで善処して参りたい、このように考えます。